墓石を自己修繕したい。予算あればいいのですが、なんとかアドバイスください。昔ながらの建て方で一番下部は30センチ立ち上がりのコンクリート基礎です。
その次の段から石材ですが、わかりやすく言えば、撫で肩みたいになってます。かけらや剥がれは薄く半貝殻のように崩れ落ちてます。個人考えですが型枠でセメント流し込みしても石材とセメントはくっつかないと聞きましたし、仕上がりの色の相違もあります。なんとか素人が出来る最低限アドバイスお願いします。
ps: 石材店にいくと同じようなのが発見出来るでしょう。
3M社製は米国の会社で、商品名を替えて販売されてるかも知れませんが、容器には必ずマーキングしてあります。
鉄材用、木材用、プラスチック材用、、種々ある中で石材用があるのでそれを入手します(HCなどでは)。
http://www.granitecitytool.com/node/16755
マリーンショップにもアート&クラフトショップ(店)でも置いてあります。
*殆ど全てのモノに使用出来るエポキシ剤もありますが、屋外での使用と明記してあるモンを選んで下さい。
たとえ水中とか水に何時も使ってるものとかに対応出来るエポキシ剤は混合するときの臭気はタマランですが、
入手出来ることを期待してます。
墓石下部を切削するときのコツは絶対にV型にしないこと(拙劣な補修方法)で、コ(底を広げたU)の字型にすると
半永久的に剥離離脱することはありません。
ノミの刃先は十分研いでシャープにしておきますと、バターを削るような感じで切削出来ます(石屋の道具を一度視て下さい)。>>石工屋には変人みたいなのが居りますが、悪人ではなく芸術家を自負してるような心の広いモンが多いです。スーツなど着込んで伺うようなことだけはしないことで、仲間意識を持って伺うとノウハウどころか補修剤をもくれるでしょう。
*米国NY州からの回答なんで日本での商品名は不明なんですが、コーキング剤を含めた製品の90%はアメリカ製です。
スコッチとかデュポン、、3Mの名前はご存知のことと思いますが、、?
墓石の材が記載されてないのですが、一般的にグラナイト系(花崗岩)とみて補修方法を記述させていただきます。
*他の墓石材でも石工屋にいくと同種の石材が必ず置いてあるので必要量の破片をもろてきます。
HCではA+B剤を同量かき混ぜて接着させるエポキシ接着剤を購入します。
エグレ離脱した部分はコールド・チズル(cold chisel)= タガネを使い劣化部とか空気に触れていた箇所を切削します。>>>最も重要な作業で手抜きしないこと!
次に石屋でもろてきたグラナイトをハンマーで細かく砕き(石英、雲母、、石灰、、)容器に移して上述のエポキシ接着剤と混ぜ合わせて下さい。>>分量は50x50です。
エポキシ剤には速乾性、5分,30分で固まる幾種類ものがありますから技量に応じて選ぶこと。
*墓石の基礎石にはこのミックスした補修剤がこぼれても良いよう必ずプラスチック板とか、アクリル板をテープで固定しておきます。
補修面にミックスした補修剤をパテナイフとか、左官用のコテ(小さいので良い)を使い補修します。
一度でバシッと決めることは普通の人には無理ゆえ、二度仕上げで決める要領でやりましょう。
*石材を砕くときは粗目、仕上げ用と二種に分けておくと大きな補修をするときに効果を発揮します。
*補修前には必ず刷毛と、エアー・ブローワーとか火吹竹(かまどに火を起こすときに使うマダケで節のところに小さな穴があいてる道具)を使い微粉が残ってないことを確認すること。
*粗仕上げで使い終わったコテとかパテナイフは直ちに拭き取り、仕上げように使えるようしておくことを忘れてはなりません。
最終仕上げは最も細かく残った石材の微粉を刷毛を使いパッパパッパと振りかけます。
完全に乾燥したら中砥石で補修面を磨き上げます(水を用意しておく)。
光沢が必要でしたら、ポリウレタン系のセミグロス仕上げ、缶ペイントを使いスプレーします。
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